シングルS19構築記事 アーゴヨン軸(願望)レヒレドサイナット 最終905位
挨拶
皆様初めまして。タクリオスと申します。
初めに少し自分語りをします。読みたくない方は目次から飛ばしてください←
僕はポケモン歴自体は長いと自負しており、一応初代からずっとプレイしています。
ネット対戦をやり始めたのは5世代BW2(大学1年の頃)からで、ポケモンサークルを作ったりと色々活動してきましたが、中々思うような戦績が残せませんでした。
7世代までは数日対戦して勝てなくなってくると放り投げて、とあまり長続きしませんでしたが、8世代の対戦システムが非常に楽しくて、学生のとき以上にのめりこむようになりました。
そのおかげか徐々に戦績もよくなってきて、ついに先日までのシングルランクマッチシーズン19にて、剣盾におけるネット対戦の目標にしていた最終3桁を達成できたので、構築記事を作成することにしました。(最終905位、レート1839)
今はランクマ人口も減っており、あまりいい結果とは言えないかもしれませんが、生暖かい目で読んでいただけると幸いです。(以下常体)
構築の経緯
冠環境が始まってから、見た目が好きなのと7世代でうまく使えなかったリベンジの意味も込めてアーゴヨンを軸にPTを組むことに決めた。
UB全般が相手を倒すたびにビーストブーストで能力が上がるため、今作のダイマックスと相性良好と感じ、起点作成からの全抜きを狙う構築からスタート。起点作成のラグラージ、アーゴヨンが苦手なポケモンに対抗できそうなポケモンたちを詰め込んで最初のPTが完成した。
最初はこの6匹でそこそこ戦えていたが、サンダーが環境トップを取ったこと、対策としてウツロイドが増えたことでPTを組み替えることになった。
その後竜王戦ルールで環境が変わっていたので、その間は別のPTで潜っていた(余裕があれば簡単に記事を書きたい)。
そしてシーズン18から環境が戻り、2代目PTで潜っていたが、以下の点から更なる組み換えが必要と感じた。
・ランドロス、ミミッキュ対策で入れていたテッカグヤの選出率の低さ
→ランドロスはアーゴヨンが積めている状況だったり、フェローチェのタスキが残っていれば大体対処可能だったのと、ミミッキュに先に積まれてしまうとダイスチル連打でも勝てるか怪しかったことで選出率が伸びなかった。
・ラグラージの選出率の大幅低下、それによるステロへの依存度の低下
→初めの頃は起点作成が上手くいくことが多かったが、型が認知され始めると露骨に対策されることが多くなり、そもそも選出しなくなっていった(ただし、選出誘導としては非常に優秀だった)。
・バンギラスの対サンダー性能
→サンダーに対して後出しで余裕を持って受けることができ、ぼうふうの混乱などの事故がなければ基本負けることがなかったが、ボルチェンで逃げられるのが致命的だった。2代目PTではウーラオスを受けるのが困難だったのもあり、変更が必要と判断した。
これらから、解決しなければならなかった問題点をまとめると、
・サイクル戦になったときのサンダーへの受け先が安定しない
・非常に刺さっている連撃ウーラオス(特にタスキ、スカーフ)に対する受け先がいない
となり、テッカグヤ、ラグラージ、バンギラスの枠を変更することにした。
この変更でかなり安定感が増したが、ドラパルト、テッカグヤ、ゴリランダーが重くなったため、ミトムをヒトムに変更して最終的なPTが完成した(最終盤にヒトムの技は多少変更した)。
個体解説
アーゴヨン(ウッド)
苦手なポケモン:(HD)
フェローチェ(びじょうじ)
カプ・レヒレ
175(236)-×(0)-176(196)-116(4)-151(4)-114(68)
ぽけっとふぁんくしょん!
ドサイドン(とくもり)
ナットレイ(ひっつくん)
ナットレイ@たべのこし(てつのトゲ・なまいき)
181(252)-114(0)-152(4)-×(0)-184(252)-22(0)
ジャイロボール/ボディプレス/やどりぎのタネ/てっぺき
ぽけっとふぁんくしょん!ヒートロトム(マイクロ)
ロトム炎@こうこうのしっぽ(ふゆう・おだやか)
157(252)-×(0)-126(4)-0(0)-174(252)-106(0)
ほうでん/オーバーヒート/ボルトチェンジ/トリック
ぽけっとふぁんくしょん!苦手なポケモン:(連撃)
立ち回り例
基本選出
先発、後続
などがおらず、等の環境トップが多い相手に通す選出。
大体先発レヒレ読みでサンダーかエスバが出てくるので、ドサイに引いて様子見。
サンダーの攻撃は余裕を持って耐え、エスバが突っ張ってきたらダストシュート持ちかダイジェットを撃ってくるのでダイマされたらこちらもダイマを合わせる。
先発ポリ2だったらナット引き、ラオスなら交代読み怒りがよく通る。
ドサイで1匹崩すか、ナットで宿り木を撒きながらサイクルをしていくのが理想。
入り
先発、後続は以外の4匹から2匹選ぶことが多い。
ランドやカイリューはフェローチェを見るとほぼほぼ引いてくるので、裏のゴツメを触る覚悟でトリプルアクセルを撃ち、その後とんぼで引くのが基本の動き。
裏からゴツメ持ちが出てこなければフェローチェのタスキを極力温存して立ち回る。
こちらのダイマはアーゴヨンかドサイで切ることが多いが、場合によってはフェローチェでダイナックルを押していくのもいい。
等が2匹未満の相手
先発or、+or
初手はレヒレかフェローチェで荒らしに行き、アーゴヨンのダイアシッドの起点を作る。
特殊受けが残っているであろう状況ではダイマを温存しておくのも大切。
逆に先発で特殊受けを倒すか疲弊させればアーゴヨンの全抜きルートなので積極的にダイマしていきたい。
等のバトン構築
には先発、残りを相手のエースと想定されるポケモンに合わせて選出
今は最速馬車があまりいないため、1加速でフェローチェを抜けない個体が多い。
ダイマせずに突っ張ってくるならインファ+フェイント、ダイマされたらインファ2回で大体倒せる。
には先発orで、バトン直前にちょうはつをするか、バトン先に尻尾を押し付ける動きが理想。
身代わり持ちも一定数いるため、どちらかというとレヒレ先発でちょうはつ後にヒトムでトリックする方が強い。
などが複数いるPT
先発、+oror
アーゴヨンでの対面突破が困難なポケモンが多い場合は初手からヒトムで積極的にトリックを狙っていく。
特に終盤増えたドランはヒトムによく受け出してくるため、尻尾トリックがよく刺さる。
ただこのPTにはきついポケモンばかりなので、ドサイでダイロックができないと詰むことが多いのは課題。
受けループ
先発、+残り4匹から1匹
受けループにはちょうはつと怒りが非常に刺さるため、レヒレで積極的に崩しにいく。
ヤドキングやブルルがいる場合はナットやドサイに交代しつつ負荷を与えていく。
純正受けループの方が対処がしやすい。アタッカー入りのタイプには不意に崩されないよう慎重に立ち回る必要がある。
あとがき
JPL解散以来、久しぶりに構築記事を書いてみました。
当時より見やすくできるよう色々考えて書いてみましたが、いかがでしたか。
PTの感想としては、当初アーゴヨン軸で組み始めたものの、PTを改良していく中で中心がレヒレドサイナットになってしまったので、若干腑に落ちないところもあるのですが、それでもたまに活躍してくれたりすると嬉しかったですし、何より初めてそれなりの結果を残せたPTになったのでよかったと思っています。
今後僕がこのPTを使っていくかはわかりませんが、もし使うならヒードランやゴリランダーに対する解答をもう少ししっかり用意する必要があると思います。
最後になりましたが、対戦の愚痴を聞いてくれた職場の皆さんやTwitterで反応してくれた皆さんにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
レンタルPTを貼っておくのでよければ使ってみてください。